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近年、新聞やテレビなどで
「工事の現場からの銅線、鉄板等、建築資材の盗難事件」
のニュースが全国各地で取り上げられています。
広島でも何度か報道されているように、資材、建機などの盗難リスクは中々なくならないようです。
それぞれの工事現場ごとに安全対策・防犯対策は実施されているにいるにも関わらず、窃盗や放火といった犯罪は後を絶たず、年間1万件をこえるともいわれているようです。
今回は工事現場の盗難防犯対策についてご紹介します。
実際に「どういったものが盗難被害にあっている」のか、一例をご紹介します。
特に電線は東京オリンピックを目前に、金属資材相場の値上がりがみられることから盗難被害が多くなってきている傾向にあるようです。
まさか!と思うのような大型のものから小型のものまで様々な建機の盗難が発生しているようです。
特にゴールデンウィークやお正月等、長期連休の際に犯罪の発生が多くなる傾向にあるようです。
実際の建築現場とは異なりますが、工事の現場事務所への侵入、盗難被害も増えているようです。
パソコンが盗まれた場合は、お客様の情報など、個人情報の流出にもつながる可能性があるため、セキュリティーにはより一層の警戒が必要です。
特にPCなどはパスワードなどのロック機能を高めておいた方が安心です。
いずれも安くはない費用が掛かってしまいます。
しかし、防犯カメラや外周警備等の導入は効果が高いようです。
また、もう少し安価な「ダミーカメラ」や「録画中と書いた張り紙」といった、“監視をしているぞ”というアピールも効果はあるようです。
センサーライトや傾斜センサーといったセンサー類の設置です。
電池式で持ち運びが容易なもの、資材に直接接着して持ち出しを監視するものなど種類も多岐にわたり、現場の状況に合わせて様々な対策が可能です。通販やホームセンターで扱っているものもある為、比較的手軽に入手可能なようです。
“名前をしっかり書くこと”は簡単にできることですが、意外に効果は大きい方法のようです。
盗難は多くの場合、転売目的で行われます。そのため、名前を記入することで、転売価値を減らす効果、売却ルートを判明し易くすることで犯罪発覚リスクを上げる効果があり、これらのことが盗難防止へとつながるようです。
また、「ここの場所での盗難はリスクが高い」と思わせる事が犯罪被害の軽減につながります。
費用対効果を考慮しながら、それぞれの工事現場の状況によって安全、防犯の対策を考えることが大事ですね。
工事現場での「盗難防止対策」を少しですがご紹介しました。
ただ、事件に巻き込まれるようなことがなく平穏無事が一番ですね。
皆様が被害に遭われることがないようお祈りいたします。
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