自動車保険(車両保険)
車両保険と雪の危険
平成30年の1月は広島でも大変寒い日が続いてます。
積雪は交通にも大きな影響を及ぼします。
渋滞も多いようですね。
また、路面の凍結によるスリップ事故も多いようです。
自動車保険では雪道などでスリップ事故となってしまった場合、車両保険が付いていても「何と衝突してしまったか」 によって 「ご自身のお車に対する補償」が 『・対象となる・対象とはならない』 ケースに分かれる場合があります。
車両保険
車両保険は大まかには(保険会社によってはもう少し細分化されている会社もあります)一般車両保険とエコノミー車両保険(車対車+A)の2種類の補償内容に分かれます。
一般車両保険
一般車両保険は
・単独事故(電柱やガードレールに衝突、車庫入れに失敗し車両にキズなど)・車両以外との衝突・崖などからの転落 他にも
・車両との衝突・盗難・いたずら、落書き、窓ガラスの破損・台風、洪水、高潮・火災、爆発 などが補償対象です。
エコノミー(車対車+A)の場合は
・車両との衝突・盗難・いたずら、落書き、窓ガラスの破損・台風、洪水、高潮・火災、爆発 は補償の対象となるのですが、
・単独事故(電柱やガードレールに衝突、車庫入れに失敗し車両にキズなど)・車両以外との衝突・崖などからの転落 これらは対象外です。
スリップ事故 車両保険エコノミー(車対車+A)の場合
車両保険がエコノミープランの場合、保険会社によって多少の違いはありますが、大まかに区分するとぶつかってしまった対象物が、
・車両であるか ・車両以外か
で、保険金支払いの対象となるか、対象外となってしまうか が分かれます。
雪道でスリップしてしまいご自身の車両が 車両以外(例えばガードレール)にぶつかってしまった。 このケースは対象外
雪道でスリップしてしまいご自身の車両が 駐車してあった車に衝突してしまった。 このケースは対象
となる可能性が高いです。
車両とは
保険でいう「車両」とは一般的に「ナンバープレートのついているもの」です。
つまり、自転車は車両にはならない(道路交通法では軽車両に分類されます)のですが原付バイクはナンバープレートが付いているので保険では車両になります。
話を戻しますと 車両保険エコノミープランでは
大雪で路面が凍結、ブレーキをかけたがでスリップしてしまい
・道路わきに止めてあった自転車にぶつかってしまいご自身の車両も破損
これは 車両保険対象外
・道路わきに止めてあった原付バイクにぶつかってしまいご自身の車両も破損
これは車両保険の支払い対象
となる可能性が高いです。
ご契約されている保険会社によって補償のばらつきや特約の名称などの違いがあるため、詳しくはご契約されている代理店さんなどにお問い合わせされてみるといいと思います。
補償で選ぶ自動車保険は
株式会社 平和総合(平和総合保険センター)
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