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建築業・土木業の皆様の事業の工事現場では「測量機器」を使用される機会も多いと思います。
測量機器といっても、簡易的な機器から高精度の機器まで多岐にわたるものがあります。
この度は少しだけ、「測量機器」の種類と管理の注意点をご紹介します。
2点間の「高低差」を計測するのに使用します。三脚の上にオートラベルを据えて、各箇所のアルミスタッフ(大きな定規のようなもの)のメモリを読み取ることにより、各箇所の高さの差を測ります。
2点間の「角度」を測定するものです。
セオドライトでは縦の角度と横の角度の両方を測ることが可能です。
目標物までの「水平距離」や、「斜距離」、「高さ」を計測する測量機器です。
距離を測る光波測距儀と、角度を測るセオドライトとを組み合わせたもので、比較的よく目にする機器かと思います。
プリズム(反射器具)を使うものと使わないものがあるようです。
測量機器の大まかな種類の一部をご紹介させて頂きましたが、
それぞれ精度等に応じて安価なものから高額なものまで「機器自体の金額(値段)」も多岐にわたるようです。
測量機器をぬれたままケースにいれたままにすると水蒸気が測量機器のレンズ内部に水滴として付着し、故障の原因となる可能性があるようです。
盗難防止はもちろん、もちあげた際に施錠をしておらず、機器が落下し故障にいたるケースも多いようです。
炎天下で窓を閉め切った自動車の中に放置等、長時間高温になる場合、機器の性能を害することもあるようです。
また、極端な温度差があるところではケースの開け閉めにより、周囲の温度と機器の温度がほぼ同じになるまで調整して使用する、というような対策も必要とのことです。
上記のように計測中の突発的な事故以外にも測量機器を故障させてしまうケースも多くあるようです。
※上記はあくまで例です。保守・保管については機種ごとに異なるため、詳しくは機器のマニュアル等をご確認ください。
また、測量の現場は多岐にわたり、山岳地帯の斜面での計測や、河川での作業も行われます。その現場ごとでの測量者の安全管理等も含めて
「事故を事前に防ぐ取り組み」と「万が一の事故の際の補償」
二つを考慮して備えることが大事ですね。
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